三冠馬 (さんかんば)

3歳五大クラシックのうち「皐月賞」「東京優駿(東京ダービー)」「菊花賞」を制覇した馬を三冠馬という。
これはイギリスの競馬にならったもので、英国では「2000ギニー」「ダービー」「セントレジャー」の優勝馬を三冠馬と言っている。
またアメリカでは「ケンタッキーダービー」「プリークネスステークス」「ベルモントステークス」の優勝馬を三冠馬という。
日本の場合は「菊花賞」が秋に行われるため、異なった距離の3つのレースを勝つことは大変難しく、1941年(昭和16年)「セントライト」、1964年(昭和39年)「シンザン」、1983年(昭和58年)「ミスターシービー」、1984年(昭和59年)「シンボリルドルフ」、1994年(平成6年)「ナリタブライアン」、2005年(平成17年)「ディープインパクト」の6頭がその栄誉に輝いている。
シンザンが古馬の大レース「天皇賞」「有馬記念」にも優勝し五冠馬と言われたが、シンボリルドルフ、ディープインパクトも五冠馬になっている。
これに模して牝馬の三冠というのもあるが「桜花賞」「優駿牝馬(オークス)」「秋華賞(95年以前はエリザベス女王杯)」を制覇した馬で、1986年(昭和61年)「メジロラモーヌ」、2003年(平成15年)「スティルインラブ」の2頭だけである。